メンズエステ店舗では、
予約を取る。
セラピストを案内する。
施術が終わる。
売上を受け取る。
ここまでは顧客対応です。

しかし、店舗側の仕事はそこで終わりません。
施術終了後には、
精算
があります。
例えば、
90分コース。
指名あり。
リンパ20分。
衣装オプション。
延長30分。
という接客だった場合。
店舗では、
コース料金。
指名料。
オプション料金。
延長料金。
を合計します。
さらに、
セラピストへいくら支払うのか。
店舗にいくら残るのか。
まで計算します。
これを1件ずつ、
電卓。
Excel。
スプレッドシート。
紙。
LINE。
で処理している店舗もあります。
1日3件なら、それほど大変ではないかもしれません。
しかし、
1日10件。
20件。
30件。
月300件。
500件。
と増えるほど、
売上が増えるのと同時に精算作業も増えていきます。
しかもメンズエステの精算は、
単純に売上を半分にするだけではありません。
セラピストによってバック率が違う。
本指名だけ全額バック。
オプションは固定額バック。
延長は別計算。
カード決済では店舗取り分が違う。
キャンペーンで料金が変わる。
など、
店舗独自のルールが入ります。
その結果、
「昨日のAさんの精算合ってる?」
「このリンパ入ってる?」
「本指名分を計算し忘れてない?」
「延長分が二重に入ってない?」
という確認作業が発生します。
自動精算の目的は、
人を完全に精算から外すことではありません。
一件ごとに毎回ゼロから計算する作業を減らし、
最終確認に集中できる状態を作ることです。
この記事では、
メンズエステの精算がなぜ複雑になるのか。
何を自動計算できるのか。
キャスト別バックをどう扱うのか。
オプション・指名・延長をどう分けるのか。
店落ちをどう計算するのか。
例外処理をどう扱うのか。
まで詳しく解説します。
店舗管理全体については、メンズエステ管理システム完全ガイドでも詳しく解説しています。
目次 114項目
- 1. メンズエステの「精算」とは?
- 2. 会計と精算は同じではない
- 3. 最終的に店舗が知りたい数字
- 4. 「店落ち」とは?
- 5. 店落ち=営業利益ではない
- 6. なぜメンズエステの精算は複雑になるのか
- 7. コース料金
- 8. コースバック
- 9. 固定バックの場合もある
- 10. セラピストごとに条件が違う場合
- 11. 自動精算では「誰が担当したか」が重要
- 12. 指名料
- 13. 指名料もバック条件が違う
- 14. 本指名フルバック
- 15. 指名種別を一つの項目にしない
- 16. オプション料金
- 17. オプションは固定バックになりやすい
- 18. オプションをコース料金へ混ぜない
- 19. なぜ内訳が必要なのか
- 20. 延長
- 21. 予約金額と最終売上が違う
- 22. 精算は予約時ではなく実績で確定する
- 23. 予約データを捨てるわけではない
- 24. Salon CMSで自動精算を扱う意味
- 25. 「予約→精算」をつなぐ
- 26. 同じ情報を2回入力しない
- 27. 精算画面で確認したい情報
- 28. 総売上
- 29. セラピスト取り分
- 30. 店落ち
- 31. 数式として一致するか確認する
- 32. 金額不一致を検知する
- 33. 自動精算は「計算」だけではない
- 34. 入力漏れを発見する
- 35. 二重計上を防ぐ
- 36. セラピスト別ルール
- 37. 個別バック率
- 38. コース別に違う場合
- 39. 指名だけ別条件
- 40. オプションだけ固定額
- 41. 精算ルールをコードではなく設定として持つ
- 42. ルール変更日も重要
- 43. 適用期間を持つ
- 44. 過去精算を勝手に再計算しない
- 45. Version管理
- 46. 自動化でも例外処理はなくならない
- 47. キャンペーン料金
- 48. 割引
- 49. 割引後売上とバック基準を分ける
- 50. 支払方法
- 51. 決済手数料とセラピスト報酬を混同しない
- 52. キャンセル
- 53. NO SHOW
- 54. 接客中止
- 55. 「例外=手動修正可能」にする
- 56. ただし修正履歴を残す
- 57. 精算ミスの原因は「計算」だけではない
- 58. 自動精算=入力ミスゼロではない
- 59. 精算確定前に確認する
- 60. 「自動計算」と「確定」を分ける
- 61. 自動化の目的は確認をなくすことではない
- 62. 受付スタッフによる計算差を減らす
- 63. 新人スタッフでも同じルールを使える
- 64. 精算ルールがLINEだけに残っている店舗
- 65. ルールを店舗データ化する
- 66. 精算と売上管理はつながる
- 67. 日別売上
- 68. セラピスト別売上
- 69. セラピスト別取り分
- 70. 店舗取り分
- 71. コース別売上
- 72. オプション別売上
- 73. 本指名売上
- 74. 精算データが経営分析の元になる
- 75. 売上管理との違い
- 76. 精算が間違えば売上分析も間違う
- 77. だから精算は「経営データの入口」
- 78. 自動精算と利益管理をつなげる
- 79. Salon Operations OSではさらに業務をつなぐ設計
- 80. 「予約した内容」ではなく「実際に接客した内容」
- 81. 延長しても同じ接客として管理
- 82. オプション追加も同じ
- 83. 最終的に「1接客=1精算」
- 84. 自動精算の導入で減らしたい作業
- 85. なくならない作業
- 86. 自動精算が向いている店舗
- 87. 小規模店舗では手計算でも回る場合がある
- 88. 導入判断は「機能があるか」ではなく作業量
- 89. 精算に1件3分かかるケース
- 90. 修正時間もある
- 91. 「計算時間+確認時間」で見る
- 92. 精算自動化チェックリスト
- 30日で精算業務を整理する方法
- DAY1〜7|料金体系を棚卸し
- DAY8〜14|バック条件を整理
- DAY15〜21|精算フローを統一
- DAY22〜30|例外処理を整理
- FAQ
- Q1. メンズエステの自動精算とは何ですか?
- Q2. 自動精算ならスタッフ確認は不要ですか?
- Q3. セラピストごとにバック率が違っても対応できますか?
- Q4. 指名料も自動計算できますか?
- Q5. オプションバックも計算できますか?
- Q6. 延長も精算できますか?
- Q7. 自動精算と売上管理は同じですか?
- Q8. 店落ちは営業利益ですか?
- Q9. バック率を変更すると過去の精算も変わりますか?
- Q10. Salon CMSには自動精算がありますか?
- Q11. Salon Operations OSとの違いは?
- Q12. 小規模店舗でも必要ですか?
- まとめ|自動精算の目的は「人をなくすこと」ではなく「毎回ゼロから計算しないこと」
1. メンズエステの「精算」とは?
メンズエステの精算とは、
一件の接客について、
顧客から受け取った売上
と、
セラピストへ支払う報酬
を整理し、
店舗に残る金額まで確認する業務です。
2. 会計と精算は同じではない
顧客の会計が、
20,000円。
だったとします。
これだけでは店舗側の精算は終わりません。
その20,000円の中から、
セラピスト報酬。
指名バック。
オプションバック。
その他の支払い。
を計算する必要があります。
3. 最終的に店舗が知りたい数字
最低限、
総売上
顧客から受け取った金額。
セラピスト取り分
セラピストへ支払う金額。
店舗取り分
売上からセラピスト取り分等を差し引いた金額。
です。
4. 「店落ち」とは?
店舗によって呼び方は異なりますが、
顧客売上からセラピストへの支払いを差し引いて、
店舗側へ残る金額を、
店落ち
と呼ぶことがあります。
例えば説明用モデルです。
売上:
20,000円。
セラピスト取り分:
10,000円。
なら、
店落ち:
10,000円。
です。
5. 店落ち=営業利益ではない
ここは重要です。
店落ちが10,000円。
だから、
利益10,000円。
ではありません。
そこから、
広告費。
家賃。
求人費。
決済手数料。
システム費。
消耗品。
その他経費。
が発生します。
つまり、
店落ちと最終利益は別
です。
利益管理については、メンズエステの利益管理で詳しく解説しています。
6. なぜメンズエステの精算は複雑になるのか
理由は、
一件の売上が複数の要素で構成されるからです。
例えば、
90分コース。
指名。
リンパ。
衣装。
延長。
という接客。
それぞれで、
顧客料金。
セラピストバック。
店舗取り分。
のルールが違う場合があります。
7. コース料金
まず基本となるのが、
施術コースです。
例えば、
60分。
90分。
120分。
など。
それぞれ料金が違います。
8. コースバック
さらに、
コース料金に対して、
セラピストへ何円。
または何%。
支払うのか。
を設定します。
例えば説明用モデル。
90分:
18,000円。
バック率:
50%。
なら、
9,000円。
9. 固定バックの場合もある
店舗によっては、
割合ではなく、
90分:
9,000円バック。
120分:
12,000円バック。
のような固定額の場合もあります。
10. セラピストごとに条件が違う場合
さらに複雑なのがここです。
Aさん:
50%。
Bさん:
55%。
Cさん:
固定10,000円。
という店舗もあります。
同じ90分コースでも、
担当セラピストによって精算結果が変わります。
11. 自動精算では「誰が担当したか」が重要
そのため自動精算では、
コースだけでは足りません。
担当セラピスト
が必要です。
同じ売上でも、
担当者に紐付いて初めて正しい精算ができます。
12. 指名料
メンズエステでは、
フリー。
写真指名。
本指名。
など、
指名種別を設けている店舗があります。
13. 指名料もバック条件が違う
例えば説明用モデルです。
写真指名:
2,000円。
セラピストバック:
1,000円。
本指名:
3,000円。
セラピストバック:
3,000円。
という店舗。
14. 本指名フルバック
店舗によっては、
本指名料は全額セラピストへ。
というルールがあります。
この場合、
通常コースバックとは別に計算します。
15. 指名種別を一つの項目にしない
例えば、
指名あり:
YES。
だけでは、
写真指名なのか。
本指名なのか。
分かりません。
精算条件が違うなら、
種類まで構造化します。
16. オプション料金
代表的には、
リンパ。
衣装。
その他店舗オプション。
など。
17. オプションは固定バックになりやすい
例えば、
リンパ10分:
1,000円。
20分:
2,000円。
30分:
3,000円。
のように、
時間によってバック額が変わるケースがあります。
18. オプションをコース料金へ混ぜない
20,000円売上。
だけ保存すると、
その内訳が分かりません。
理想は、
コース:
16,000円。
指名:
2,000円。
リンパ:
2,000円。
のように分けます。
19. なぜ内訳が必要なのか
バック計算だけではありません。
後から、
どのオプションが売れているか。
誰がオプション獲得率が高いか。
を分析できます。
20. 延長
接客中に、
30分延長。
というケース。
予約時点では存在しなかった売上です。
21. 予約金額と最終売上が違う
予約:
90分 16,000円。
接客中:
延長30分 5,000円。
最終売上:
21,000円。
となります。
22. 精算は予約時ではなく実績で確定する
ここが非常に重要です。
予約内容をそのまま売上にすると、
延長。
オプション追加。
コース変更。
キャンセル。
等を反映できません。
精算は、
最終的な接客実績
を基準にします。
23. 予約データを捨てるわけではない
予約時:
90分。
↓
実績:
120分。
なら、
予約内容と実績の両方を残すことに意味があります。
どこで変更されたか確認できます。
24. Salon CMSで自動精算を扱う意味
Salon CMSでは、
予約。
コース。
オプション。
担当キャスト。
等の業務データを使い、
日々の精算確認をしやすくする自動精算機能を用意しています。

25. 「予約→精算」をつなぐ
予約時点ですでに、
顧客。
担当セラピスト。
コース。
指名。
等が分かっています。
それを精算時にもう一度入力する必要はありません。
26. 同じ情報を2回入力しない
従来:
予約表へ入力。
↓
精算表へもう一度入力。
↓
売上表へもう一度入力。
という運用。
一元管理:
予約。
↓
接客実績。
↓
精算。
↓
売上。
へ同じデータを再利用します。
27. 精算画面で確認したい情報
例えば、
接客日時。
セラピスト。
コース。
指名。
オプション。
延長。
総売上。
セラピスト取り分。
店落ち。
など。
28. 総売上
例えば説明用モデルです。
90分:
16,000円。
本指名:
2,000円。
リンパ20分:
2,000円。
延長30分:
5,000円。
なら、
総売上:
25,000円。
29. セラピスト取り分
説明用モデル。
コースバック:
8,000円。
本指名:
2,000円。
リンパ:
2,000円。
延長バック:
2,500円。
なら、
合計:
14,500円。
30. 店落ち
総売上:
25,000円。
セラピスト取り分:
14,500円。
なら、
店落ち:
10,500円。
です。
31. 数式として一致するか確認する
基本的には、
総売上 = セラピスト取り分 + 店落ち
となるか確認できます。
精算を単独の計算機能としてではなく、LINE・予約・接客・売上・顧客・利益までつなげる仕組みとして考える場合は、メンズエステのシステムとは?店舗運営OSを解説もあわせてご覧ください。
32. 金額不一致を検知する
例えば、
総売上:
25,000円。
セラピスト:
14,500円。
店落ち:
9,500円。
なら、
1,000円合いません。
こうした不整合を見つけやすくします。
33. 自動精算は「計算」だけではない
自動精算の価値は、
電卓を使わなくなることだけではありません。
計算結果の検証
も重要です。
34. 入力漏れを発見する
例えば、
リンパ20分を実施。
しかし精算には入っていない。
というケース。
接客実績と精算をつなげることで確認しやすくなります。
35. 二重計上を防ぐ
逆に、
延長30分。
↓
延長30分。
と2回登録。
というミスもあります。
同じ接客内で確認します。
36. セラピスト別ルール
精算自動化で難しいのは、
店舗全員が同じ条件とは限らないことです。
37. 個別バック率
例えば、
新人:
45%。
通常:
50%。
人気セラピスト:
55%。
など。
店舗ルールによって変わります。
38. コース別に違う場合
60分:
50%。
120分:
55%。
など。
条件が複数になります。
39. 指名だけ別条件
コース:
50%。
本指名:
全額。
という構成。
40. オプションだけ固定額
コース:
割合。
オプション:
固定。
延長:
割合。
という組み合わせもあります。
41. 精算ルールをコードではなく設定として持つ
システム側で重要なのは、
店舗ごとの条件を毎回プログラム変更しないことです。
できるだけ、
店舗ルール。
セラピスト条件。
オプション条件。
として管理します。
42. ルール変更日も重要
例えば、
9月30日まで:
バック50%。
10月1日から:
55%。
という変更。
過去の精算まで55%へ変わってはいけません。
43. 適用期間を持つ
精算ルールに、
開始日。
終了日。
を持たせる考え方が有効です。
44. 過去精算を勝手に再計算しない
バック率を変更したら、
先月の数字まで変わった。
では困ります。
過去の精算結果は、
当時の条件として保持します。
45. Version管理
例えば、
Rule Version 1。
Rule Version 2。
という形。
どの条件で計算されたか後から確認できます。
46. 自動化でも例外処理はなくならない
どれだけ精算システムを作っても、
例外は発生します。
47. キャンペーン料金
通常:
18,000円。
キャンペーン:
16,000円。
の場合。
値引き分を、
店舗だけが負担するのか。
バックも変えるのか。
店舗ルールによります。
48. 割引
クーポン。
新人割。
リピーター割。
SNS割。
など。
49. 割引後売上とバック基準を分ける
例えば、
通常料金:
20,000円。
割引:
2,000円。
顧客支払:
18,000円。
でも、
セラピストバックは通常価格基準。
という店舗も考えられます。
50. 支払方法
現金。
カード。
その他決済。
によって店舗側の手数料が変わる場合があります。
51. 決済手数料とセラピスト報酬を混同しない
カード手数料は店舗経費。
セラピスト報酬は精算。
というように、
役割を分けた方が後の利益計算がしやすくなります。
52. キャンセル
予約はあった。
しかし接客していない。
なら、
通常の接客売上とは分けます。
53. NO SHOW
無断キャンセルも、
接客完了とは違います。
予約ステータスと精算ステータスを分けます。
54. 接客中止
途中終了。
返金。
減額。
など。
こうしたケースも例外です。
55. 「例外=手動修正可能」にする
自動計算結果が絶対。
ではなく、
権限のある人が修正できる設計が必要です。
56. ただし修正履歴を残す
最初:
20,000円。
修正後:
18,000円。
誰が。
いつ。
なぜ。
変更したか。
残します。
57. 精算ミスの原因は「計算」だけではない
例えば、
コース選択ミス。
指名種別ミス。
オプション入力漏れ。
延長未登録。
担当者違い。
など。
元データのミスです。
58. 自動精算=入力ミスゼロではない
重要なのは、
計算式が正しい。
だけではありません。
元データも正しい必要があります。
59. 精算確定前に確認する
例えば、
接客内容。
総売上。
セラピスト取り分。
店落ち。
を一覧で確認。
60. 「自動計算」と「確定」を分ける
システム:
自動計算。
↓
人:
確認。
↓
確定。
という流れが安全です。
61. 自動化の目的は確認をなくすことではない
目標は、
毎回、
電卓。
料金表。
バック表。
を見ながら計算しないこと。
62. 受付スタッフによる計算差を減らす
スタッフA:
22,000円。
スタッフB:
21,000円。
というように、
担当者によって計算結果が違う状態を減らします。
63. 新人スタッフでも同じルールを使える
店舗ルールをシステムへ持てば、
ベテランだけが精算方法を知っている。
という属人化も減らせます。
64. 精算ルールがLINEだけに残っている店舗
例えば、
「Aさんだけ55%です」
「本指名は全部バック」
「衣装は2,000円」
とLINEに書いてあるだけ。
後から探す必要があります。
65. ルールを店舗データ化する
コース。
バック。
指名。
オプション。
延長。
を設定として持ちます。
66. 精算と売上管理はつながる
精算が終わると、
一件の売上内訳が確定します。
67. 日別売上
その日の総売上。
68. セラピスト別売上
誰がいくら売り上げたか。
69. セラピスト別取り分
誰へいくら支払うか。
70. 店舗取り分
店舗へいくら残ったか。
71. コース別売上
60分。
90分。
120分。
どのコースが売れているか。
72. オプション別売上
どのオプションが売れているか。
73. 本指名売上
本指名件数。
指名売上。
など。
74. 精算データが経営分析の元になる
精算は、
「セラピストへいくら払うか」
だけの業務ではありません。
店舗の売上構造を見るデータにもなります。
75. 売上管理との違い
精算:
一件ごとの金額を確定する。
売上管理:
確定した数字を集計・分析する。
です。
76. 精算が間違えば売上分析も間違う
元データが間違っていれば、
月次売上。
キャスト別売上。
利益。
もズレます。
77. だから精算は「経営データの入口」
毎日の精算精度が、
最終的な経営数字の精度につながります。
78. 自動精算と利益管理をつなげる
店落ちが確定。
↓
経費。
↓
最終利益。
という流れ。
利益管理については、メンズエステ経営完全ガイドも参考にしてください。
79. Salon Operations OSではさらに業務をつなぐ設計
Salon Operations OSでは、
予約。
接客実績。
コース。
オプション。
延長。
セラピスト取り分。
店落ち。
経費。
利益。
を同じ業務データとしてつなぐ設計を進めています。
80. 「予約した内容」ではなく「実際に接客した内容」
SOでは、
予約時の内容。
と、
最終接客実績。
を分けて扱う考え方です。
81. 延長しても同じ接客として管理
90分。
↓
30分延長。
だから別の売上1件。
ではなく、
同じ接客へ延長を追加。
という構造です。
82. オプション追加も同じ
接客途中で、
リンパ追加。
衣装追加。
等。
同じ接客へ紐付けます。
83. 最終的に「1接客=1精算」
予約。
↓
入室。
↓
接客。
↓
変更。
↓
精算。
という一本の流れ。
84. 自動精算の導入で減らしたい作業
電卓。
料金表確認。
バック率確認。
Excel転記。
売上表転記。
セラピスト別集計。
差額確認。
85. なくならない作業
例外確認。
修正承認。
現金確認。
特殊ケース対応。
です。
86. 自動精算が向いている店舗
特に、
在籍人数が多い。
接客件数が多い。
バック率が複数ある。
オプションが多い。
延長が多い。
指名条件が複雑。
複数店舗。
という店舗。
87. 小規模店舗では手計算でも回る場合がある
在籍2名。
1日2件。
全員同条件。
なら、
Excelでも十分かもしれません。
88. 導入判断は「機能があるか」ではなく作業量
毎日何件。
何分。
何人。
が精算に関わっているか。
を見ます。
89. 精算に1件3分かかるケース
説明用モデルです。
1件:
3分。
1日:
20件。
↓
60分。
月25営業日なら、
1,500分。
=25時間。
90. 修正時間もある
さらに、
計算違い。
入力漏れ。
確認。
修正。
が発生します。
91. 「計算時間+確認時間」で見る
単なる電卓時間だけでなく、
料金表を探す。
LINEで条件確認。
Excelを直す。
という時間も含めます。
92. 精算自動化チェックリスト
| チェック | YES / NO |
|---|---|
| コース料金を一元管理している | |
| コースバックを設定している | |
| セラピスト別条件を管理している | |
| 指名種別を分けている | |
| 指名バックを設定している | |
| オプション料金を管理している | |
| オプションバックを管理している | |
| 延長料金・延長バックを管理している | |
| 予約内容と接客実績を分けている | |
| 総売上を自動計算できる | |
| セラピスト取り分を確認できる | |
| 店落ちを確認できる | |
| 金額不一致を確認できる | |
| 手動修正履歴を残せる | |
| ルール変更日を管理している | |
| 過去精算が勝手に変わらない |
30日で精算業務を整理する方法
DAY1〜7|料金体系を棚卸し
コース。
指名。
オプション。
延長。
キャンペーン。
を一覧化します。
DAY8〜14|バック条件を整理
セラピスト別。
コース別。
指名別。
オプション別。
延長。
を整理。
DAY15〜21|精算フローを統一
接客完了。
↓
実績確認。
↓
自動計算。
↓
人間確認。
↓
確定。
へ統一します。
DAY22〜30|例外処理を整理
割引。
返金。
キャンセル。
カード。
特殊バック。
修正。
を決めます。
FAQ
Q1. メンズエステの自動精算とは何ですか?
コース・指名・オプション・延長・担当セラピスト等の情報をもとに、売上・セラピスト取り分・店舗取り分等の計算を効率化する仕組みです。
Q2. 自動精算ならスタッフ確認は不要ですか?
いいえ。割引・変更・キャンセル・特殊条件等の例外があるため、最終確認を行う設計が安全です。
Q3. セラピストごとにバック率が違っても対応できますか?
システムの仕様によります。店舗運用では、セラピスト別・コース別等の条件を設定できると管理しやすくなります。
Q4. 指名料も自動計算できますか?
指名種別・料金・バック条件をシステムに登録できれば、精算計算へ利用できます。
Q5. オプションバックも計算できますか?
オプションごとの料金・バック額を設定できる仕組みであれば対応できます。
Q6. 延長も精算できますか?
接客実績へ延長時間・料金を追加し、同じ接客の精算へ反映する方法があります。
Q7. 自動精算と売上管理は同じですか?
違います。精算は一件ごとの金額を確定する業務、売上管理は確定したデータを日別・キャスト別・コース別等で集計する業務です。
Q8. 店落ちは営業利益ですか?
同じではありません。店落ちから家賃・広告費・求人費・決済手数料等の経費が発生するため、最終利益とは分けて考えます。
Q9. バック率を変更すると過去の精算も変わりますか?
本来は過去の確定精算を当時の条件として保持できる設計が望ましいです。条件変更日はVersionとして管理する方法があります。
Q10. Salon CMSには自動精算がありますか?
Salon CMSでは、予約・コース・オプション・担当キャスト等の情報をもとに、日々の精算確認を効率化する自動精算機能を現在案内しています。
Q11. Salon Operations OSとの違いは?
Salon Operations OSでは、精算だけではなく、予約・接客実績・セラピスト取り分・店落ち・経費・利益まで一つの業務データとしてつなぐ方向で開発・検証を進めています。
Q12. 小規模店舗でも必要ですか?
必ずしも必要ではありません。接客件数・在籍人数・バック条件の複雑さ・精算に使っている時間から判断するのが実用的です。
まとめ|自動精算の目的は「人をなくすこと」ではなく「毎回ゼロから計算しないこと」
メンズエステ店舗では、
一件の接客に、
コース。
指名。
オプション。
延長。
セラピスト。
という複数の要素があります。
そしてその一つひとつに、
料金。
バック。
店舗取り分。
のルールがあります。
店舗規模が小さいうちは、
電卓。
Excel。
スプレッドシート。
でも対応できます。
しかし、
在籍人数。
接客件数。
オプション。
バック条件。
店舗数。
が増えるほど、
精算作業も複雑になります。
そこで、
コース
↓
指名
↓
オプション
↓
延長
↓
セラピスト取り分
↓
店落ち
を一つの接客データとして計算する。
重要なのは、
完全に人間を外すことではありません。
自動計算。
↓
確認。
↓
確定。
という流れを作り、
人間は、
例外。
修正。
確認。
という判断が必要な部分へ集中する。
これが自動精算の基本です。
さらに精算結果を、
売上。
キャスト別実績。
店落ち。
経費。
利益。
へつなげれば、
精算は単なる「その日の支払い計算」ではなく、
店舗経営データの入口
になります。
Salon CMSでは、
ホームページ。
セラピスト。
シフト。
媒体。
予約。
そして精算。
までを店舗運営の流れとしてつなげています。
その先のSalon Operations OSでは、
接客実績から店落ち・経費・利益まで、
より深く業務データをつなげていく構想です。
精算を毎日人力で作る店舗から、
接客データから精算結果が作られ、人間は確認する店舗へ。
それが、自動精算を導入する大きな目的です。







