「求人広告を出しているのに応募が来ない」
「求人媒体を3つ契約したのに人が増えない」
「応募者から途中で返信が来なくなる」
メンズエステ店舗では、人材不足がそのまま売上上限になります。
予約を増やしてもセラピストがいない。
部屋は空いているのに出勤がない。
夜の需要はあるのにシフトを組めない。
こうなると広告・SEO・HPを強くしても売上を取り切れません。
だから採用は単なる人事業務ではありません。
店舗の販売可能時間を作る経営業務
です。
目次 83項目
- 1. 最初に「どこで落ちているか」を診断する
- 2. 求人を7段階へ分解する
- 3. 見るべき求人KPI
- 原因① 来てほしいセラピスト像が決まっていない
- 4. 未経験者と経験者では知りたいことが違う
- 5. 求人ページ内で対象を分ける
- 原因② 報酬・バック条件が分かりにくい
- 6. 「最大60%バック」は弱い
- 7. 実際の報酬例を見せる
- 8. 報酬の「控除」も曖昧にしない
- 原因③ 「稼げる」と書いているのに根拠がない
- 9. 本当に大切なのは「客を付けられるか」
- 10. 店舗の集客手段を見せる
- 11. 実績数字を出すなら条件も出す
- 原因④ 求人写真から「働く場所」が見えない
- 12. 求人写真には店舗の実態を入れる
- 13. 実店舗写真が安心材料になる
- 原因⑤ 仕事内容・条件が曖昧
- 14. 仕事内容を具体的にする
- 15. 求人情報の正確性は法令上も重要
- 16. 雇用求人なら性別・年齢表現にも注意
- 原因⑥ 店舗を検索したとき「信用できる材料」が少ない
- 17. 求職者も店舗を検索する
- 18. 自社求人ページだけあっても足りない
- 19. 求人媒体とSalon CMSは競合しない
- 原因⑦ 応募導線が面倒
- 20. 応募まで何クリック必要?
- 21. LINE応募を用意する
- 22. LINE応募ボタンをページ下部だけに置かない
- 23. 「応募」より「質問だけでもOK」
- 原因⑧ 求人媒体が店舗に合っていない
- 24. 大型媒体と専門媒体は役割が違う
- 25. スカウト型が向く場合もある
- 26. 求人媒体を感覚で増やさない
- 原因⑨ LINEや応募への返信が遅い
- 27. 求人対応も「営業」
- 28. 初回返信をテンプレ化する
- 29. 最初から質問20個を送らない
- 30. 「何時間以内に返すか」を決める
- 原因⑩ 面接から初出勤までが長い
- 31. 採用スピードを計測する
- 32. 面接候補日時をこちらから出す
- 33. 面接後の放置をしない
- 34. 初出勤までの不安を減らす
- 原因⑪ 採用しても新人に予約が入らない
- 35. 「新人が辞める=本人の問題」とは限らない
- 36. 入店初週の露出を設計する
- 37. 写真撮影を1週間後にしない
- 38. プロフィール文章も予約へ影響する
- 39. 新人をTOPで見せる
- 40. 予約ゼロなら原因を分解する
- 原因⑫ 採用数しか記録していない
- 41. 在籍数にも注意
- 42. 定着率を見る
- 43. 月末入店者をその月の定着率へ入れない
- 44. 媒体別定着率を見る
- 45. 30日定着CPA
- 46. さらに「売上」までつなげる
- 採用ファネル改善シミュレーション
- 47. 改善後
- 48. 「応募が少ない」だけでバックを上げない
- 49. 報酬変更前に原因を確認する
- 50. 求人媒体を増やす前にも同じ
- 51. 求人広告の費用だけではなく運用工数も見る
- 52. 自社求人ページは長期資産になる
- 53. 求人SEOも育てる
- 54. SNSも採用へ使える
- 55. SNSも一つに依存しない
- 56. 採用後はキャスト管理へつなぐ
- 57. Salon Operations OSとの接続
- 58. 採用媒体別利益まで見える未来
- 59. 「人を採った」から「戦力化した」へ
- 60. 必要採用人数はシフトから逆算する
- 61. 在籍30人だから採用停止、とは限らない
- 62. 求人と売上計画をつなぐ
- セラピストが集まらない店舗の12項目チェックリスト
- 30日改善プラン
- 63. 8〜14日|求人ページを修正
- 64. 15〜21日|応募対応を修正
- 65. 22〜30日|新人の売り出しを改善
- 90日改善ロードマップ
- 求人KPIダッシュボード
- まとめ|セラピストが集まらないなら「求人広告を増やす前」に採用ファネルを確認する
- よくある質問
1. 最初に「どこで落ちているか」を診断する
まず、次の表を見てください。
| 症状 | 最初に疑う場所 |
|---|---|
| 求人ページ自体を見られていない | 求人媒体・SEO・SNS・露出 |
| PVはあるのに応募ゼロ | 条件・写真・文章・信用 |
| 応募ボタンは押されるが完了しない | フォーム・LINE導線 |
| LINE応募は来るが返信が止まる | 初回返信・質問数・返信速度 |
| 面接予約は入るが来ない | 面接までの日数・不安・競合店 |
| 採用するが初出勤しない | 面接後フォロー・条件差 |
| 初出勤するが辞める | 予約・報酬・スタッフ対応 |
| 在籍は多いが出勤しない | シフト・稼働・店舗魅力 |
| 新人だけ予約が付かない | 新人露出・写真・プロフィール |
| 採用費だけ増える | 採用ファネルを計測していない |
まずはここです。
原因を特定する前に求人媒体を増やさない。

2. 求人を7段階へ分解する
採用を次の流れで見ます。
求人閲覧
↓
応募
↓
返信
↓
面接
↓
採用
↓
初出勤
↓
定着
です。
さらに本当に店舗経営まで見るなら、
↓
出勤時間
↓
担当件数
↓
売上
まで追います。
3. 見るべき求人KPI
最低限、次を残します。
| KPI | 計算 |
|---|---|
| 求人応募率 | 応募 ÷ 求人PV |
| 面接率 | 面接 ÷ 応募 |
| 採用率 | 採用 ÷ 面接 |
| 初出勤率 | 初出勤 ÷ 採用 |
| 30日定着率 | 30日在籍 ÷ 初出勤 |
| 90日定着率 | 90日在籍 ÷ 初出勤 |
| 応募CPA | 求人費 ÷ 応募 |
| 30日定着CPA | 求人費 ÷ 30日定着人数 |
この数字がなければ、
「最近応募少ない気がする」
から抜け出せません。
原因① 来てほしいセラピスト像が決まっていない
求人の最初の問題は、
誰に来てほしいかが決まっていないこと
です。
よくある求人は、
「18歳以上」
「未経験歓迎」
「経験者優遇」
「週1OK」
「WワークOK」
と、ほぼ全員を対象にしています。
しかし、全員に向けた文章は誰にも強く刺さらないことがあります。
4. 未経験者と経験者では知りたいことが違う
未経験者なら、
「何をする仕事?」
「怖くない?」
「研修は?」
「初めてでも予約は入る?」
が気になります。
経験者なら、
「バックいくら?」
「本指名は?」
「フリー客いる?」
「掛け持ちできる?」
「前店より稼げる?」
が気になります。
同じ文章だけでは弱い。
5. 求人ページ内で対象を分ける
例えば、
未経験の方へ
経験者の方へ
副業・掛け持ち希望の方へ
と分けます。
それだけでも、
「自分向けの求人だ」
と理解しやすくなります。
原因② 報酬・バック条件が分かりにくい
セラピスト求人で最も重要な情報の一つが報酬です。
それなのに、
高バック!
高収入可能!
頑張った分だけ稼げます!
だけ。
これでは比較できません。

6. 「最大60%バック」は弱い
応募者が知りたいのは、
通常何%なのか
です。
例えば、
基本50%。
本指名は追加○円。
リンパ○円バック。
衣装○円。
延長○円。
と具体的にする。
7. 実際の報酬例を見せる
説明用モデル。
90分:
15,000円。
基本バック:
50%。
↓
7,500円。
そこへ、
本指名。
リンパ。
衣装。
延長。
が加算される。
このように本人が電卓で計算できる求人の方が信頼されやすい。
8. 報酬の「控除」も曖昧にしない
雑費。
ルーム費。
写真費。
クリーニング。
罰金。
その他控除。
があるなら応募前に理解できるようにします。
面接で初めて、
「実は毎日○円引きます」
となれば不信感につながります。
原因③ 「稼げる」と書いているのに根拠がない
報酬率が高くても、
予約が0なら収入は0です。
セラピストはそこも見ています。
9. 本当に大切なのは「客を付けられるか」
例えば、
高バック70%。
↓
月予約2件。
より、
50%。
↓
毎週複数予約。
の方が実収入が大きくなる場合があります。
そのため求人では、
店舗側がどう集客しているのか。
を説明します。
10. 店舗の集客手段を見せる
例えば、
公式HP。
専門ポータル。
SEO。
SNS。
広告。
既存顧客。
など。
Salon CMSのように、自社HP・セラピスト詳細・出勤・予約導線を持っていること自体も、応募者にとって「予約を取る仕組みがある店舗か」の判断材料になります。現在のSalon CMSでは求人ページ、セラピスト一覧・詳細、出勤、LINE・電話・予約導線まで同じ公式HP内で扱えます。 [Salon CMS]
11. 実績数字を出すなら条件も出す
例えば、
「日給4万円」
だけではなく、
何時間出勤。
何件担当。
どのコース。
指名・OPありなし。
まで分かる方が誠実です。
存在しない平均収入を作らないこと。
原因④ 求人写真から「働く場所」が見えない
求人写真が、
モデル風の女性。
高級感のある素材写真。
だけ。
これでは応募者が、
自分がここで働く姿
を想像できません。

12. 求人写真には店舗の実態を入れる
例えば、
ルーム。
ベッド。
受付。
アメニティ。
タオル。
シャワー。
備品。
店内廊下。
など。
求人では「美しい画像」だけでなく、
勤務環境の情報
が必要です。
13. 実店舗写真が安心材料になる
求人媒体で見つける。
↓
店名検索。
↓
公式HPを見る。
↓
本当にルームがある。
↓
在籍セラピストもいる。
↓
出勤も更新されている。
この流れで店舗への信用が作られます。
原因⑤ 仕事内容・条件が曖昧
「簡単なお仕事です」
「誰でもできます」
だけでは、逆に不安になります。
14. 仕事内容を具体的にする
例えば、
出勤。
↓
ルーム準備。
↓
予約確認。
↓
接客。
↓
必要な店舗連絡。
↓
片付け。
↓
退室。
まで説明します。
未経験者ほど、実際の1日を知りたいものです。
15. 求人情報の正確性は法令上も重要
労働者募集をインターネットやSNSで行う場合、厚生労働省は、募集主の名称・住所・連絡先・業務内容・就業場所・賃金などを明示し、虚偽や誤解を生じさせる表示をしないよう案内しています。 [労働局所在地一覧]
求人CVR以前に、
実際の条件と求人ページを一致させる
ことが基本です。
16. 雇用求人なら性別・年齢表現にも注意
雇用する労働者の募集・採用では、男女雇用機会均等法により性別にかかわらず均等な機会を与えることが求められています。また年齢制限についても原則禁止のルールがあります。 [厚生労働省]
メンズエステ業界で慣例的に使われてきた求人表現を、そのまま法的に問題ないと決めつけないことが必要です。
契約形態・実態によって論点が異なるため、不明な場合は専門家へ確認してください。
原因⑥ 店舗を検索したとき「信用できる材料」が少ない
これはかなり大きいです。
求人媒体上では良さそう。
↓
Googleで店名検索。
↓
公式HPなし。
↓
SNSは半年更新なし。
↓
在籍セラピスト不明。
↓
住所や運営情報もよく分からない。
これでは応募をためらいます。

17. 求職者も店舗を検索する
店舗側が応募者を調べるように、応募者側も店舗を調べます。
そのとき自社HPは、
店舗の身分証
に近い役割を持ちます。
18. 自社求人ページだけあっても足りない
理想は、
求人。
↓
TOP。
↓
店舗写真。
↓
在籍セラピスト。
↓
出勤。
↓
料金。
↓
SNS。
と見られること。
実際に動いている店舗だと分かります。
19. 求人媒体とSalon CMSは競合しない
求人媒体:
見つけてもらう場所。
自社HP:
信用してもらう場所。
という役割です。
先ほど作った「求人媒体25社比較」とここがつながります。
原因⑦ 応募導線が面倒
求人ページは読まれている。
でも応募されない。
その場合はCTAを確認します。

20. 応募まで何クリック必要?
求人ページ。
↓
応募。
↓
長いフォーム。
↓
アカウント登録。
↓
確認画面。
↓
完了。
では離脱が増えます。
21. LINE応募を用意する
例えば最初は、
名前。
経験有無。
希望エリア。
だけ。
そこから会話を始める。
という方法があります。
初回から必要以上に情報を取らない。
22. LINE応募ボタンをページ下部だけに置かない
スマホ長文ページの場合、
最初。
報酬説明後。
記事末尾。
など適切な位置にCTAを置きます。
23. 「応募」より「質問だけでもOK」
まだ働くと決めていない人もいます。
そのため、
LINEで質問
条件だけ聞く
という入口も用意できます。
心理的ハードルを下げます。
原因⑧ 求人媒体が店舗に合っていない
求人媒体を増やすこと自体が悪いわけではありません。
問題は、
誰を採用したいかと媒体の利用者が合っているか
です。
24. 大型媒体と専門媒体は役割が違う
大規模型。
専門型。
年齢特化。
スカウト型。
集客媒体一体型。
があります。
例えば30〜50代を積極採用したい店舗と、若年層中心の店舗では選ぶ媒体が変わります。
25. スカウト型が向く場合もある
応募を待っても来ない。
なら、
店舗から候補者へ連絡できる、
マジエス。
メンエスレーダー。
エスタマ求人。
なども検討できます。
26. 求人媒体を感覚で増やさない
「有名だから」
「営業されたから」
ではなく、
媒体別に、
応募。
面接。
初出勤。
30日定着。
を記録します。
詳細は、
「メンズエステ求人サイト・求人媒体25選を徹底比較」
で媒体タイプ・料金・選び方まで解説しています。
原因⑨ LINEや応募への返信が遅い
意外に大きいです。
応募者は1店舗だけを見ているとは限りません。
A店。
B店。
C店。
同時に問い合わせ。
A:
5分。
B:
3時間。
C:
翌日。
条件が近ければAへ進む可能性があります。

27. 求人対応も「営業」
問い合わせが来た時点では、
まだ採用できていません。
店舗に興味を持ってもらっただけです。
ここから面接へ進める必要があります。
28. 初回返信をテンプレ化する
例えば、
応募へのお礼。
簡単な確認。
面接候補。
店舗情報。
という構成。
店長によって返信品質が変わらないようにします。
29. 最初から質問20個を送らない
応募直後に大量質問。
↓
面倒。
↓
既読。
↓
終了。
必要な情報は段階的に聞きます。
30. 「何時間以内に返すか」を決める
例えば営業時間中なら、
30分以内。
1時間以内。
など店舗ルールを決める。
夜間応募は翌営業時間開始後に対応。
担当者個人の感覚にしないことです。
原因⑩ 面接から初出勤までが長い
応募。
↓
3日後返信。
↓
1週間後面接。
↓
「また連絡します」
↓
4日後採用。
↓
初出勤は翌週。
これでは最初の応募から2〜3週間経ちます。
その間に別店舗へ決まる可能性があります。

31. 採用スピードを計測する
例えば、
応募→返信。
返信→面接。
面接→合否。
合否→初出勤。
それぞれ平均何日か。
を測ります。
32. 面接候補日時をこちらから出す
「希望日はありますか?」
だけより、
明日14時。
明後日18時。
土曜12時。
など複数案を出す。
日程確定までの往復を減らします。
33. 面接後の放置をしない
採用なら、
次に何をするか。
初出勤日はいつか。
必要物。
店舗ルール。
をすぐ案内。
不採用でも適切に連絡します。
34. 初出勤までの不安を減らす
特に未経験者は、
接客。
服装。
持ち物。
入室方法。
LINE報告。
などが分かりません。
初出勤前に簡単なガイドを渡します。
原因⑪ 採用しても新人に予約が入らない
これは求人ではなく、
店舗側の商品化の問題
です。
採用して終わり。
プロフィールだけ登録。
一覧の一番下。
SNSなし。
媒体登録遅れ。
↓
新人に予約ゼロ。
↓
辞める。
こうなります。

35. 「新人が辞める=本人の問題」とは限らない
3日出勤。
予約0。
収入0。
なら、
本人からすると、
「この店では稼げない」
と判断して当然です。
36. 入店初週の露出を設計する
採用。
↓
撮影。
↓
プロフィール公開。
↓
新人表示。
↓
出勤登録。
↓
広告媒体。
↓
SNS。
↓
既存顧客へ必要に応じて訴求。
を短期間で行います。
37. 写真撮影を1週間後にしない
新人が今日入店。
プロフィール写真撮影は再来週。
では、最初の出勤期間を失います。
最低限の撮影を早く行う。
38. プロフィール文章も予約へ影響する
名前。
年齢。
身長。
だけ。
より、
雰囲気。
人柄。
店舗コメント。
接客タイプ。
などを入れます。
39. 新人をTOPで見せる
Salon CMSでは現在、セラピスト一覧・詳細、出勤等を店舗側で更新できる構成になっています。 [Salon CMS]
採用した人を顧客へ見せるところまでが、採用後の仕事です。
40. 予約ゼロなら原因を分解する
新人プロフィールPVが少ない。
↓
露出問題。
PV多い。
予約なし。
↓
写真・プロフィール・価格・時間帯。
予約あり。
リピートなし。
↓
接客や客層との相性。
と考えます。
原因⑫ 採用数しか記録していない
最後がかなり重要です。
今月、
3人採用。
来月、
5人採用。
だけを見ている店舗。
しかし、
3人中0人定着。
5人中1人。
なら採用は成功していません。

41. 在籍数にも注意
在籍30名。
でも、
今月実働10名。
なら、
実質稼働人員は10名です。
42. 定着率を見る
例えば、
初出勤10名。
30日後6名。
↓
30日定着60%。
90日後3名。
↓
90日定着30%。
このように同じ入店コホートで追います。
43. 月末入店者をその月の定着率へ入れない
9月28日入店。
9月30日。
「今月定着100%」
では意味がありません。
30日・90日経過後に比較します。
44. 媒体別定着率を見る
A媒体:
採用10。
30日定着2。
B媒体:
採用5。
30日定着4。
ならBの方が採用品質が高い。
45. 30日定着CPA
求人費10万円。
30日定着2人。
↓
50,000円/人
です。
これを媒体ごとに計算します。
46. さらに「売上」までつなげる
最終的には、
媒体Aから採用したセラピスト。
↓
3か月売上100万円。
媒体B。
↓
3か月売上300万円。
なら求人投資の価値が違います。
採用ファネル改善シミュレーション
数字で見ると分かりやすくなります。
以下は業界平均ではなく、Salon CMS編集部による説明用モデルです。
改善前
求人PV:
1,000。
応募率:
0.8%。
↓
応募8人。
面接率:
50%。
↓
4人。
採用:
3人。
初出勤:
2人。
30日定着:
1人。
求人費:
80,000円。
↓
30日定着CPA 80,000円
47. 改善後
同じ求人PV1,000でも、
応募率:
2%。
↓
20人。
面接率:
70%。
↓
14人。
採用:
7人。
初出勤:
6人。
30日定着:
4人。
求人費は同じ80,000円。
↓
30日定着CPA 20,000円
媒体費を1円も増やしていません。
求人ページ・対応・初出勤後を改善しただけで、採用効率が4倍になっています。
説明用モデルですが、
求人費を増やす前にファネルを直す意味
が分かります。
48. 「応募が少ない」だけでバックを上げない
バック50%。
↓
60%。
にすれば応募が増える可能性はあります。
しかし店舗粗利益も下がります。
本当に原因が、
写真。
ページ。
返信速度。
なら、報酬を上げる必要はありません。
49. 報酬変更前に原因を確認する
求人PV少ない。
↓
露出。
PV多いが応募少ない。
↓
条件・信頼。
応募多いが定着しない。
↓
運営。
という順番。
50. 求人媒体を増やす前にも同じ
現在求人媒体3つ。
↓
応募少ない。
↓
6媒体。
ではありません。
まず媒体別データを見る。
反響ゼロの媒体を増やしても管理工数だけ増えます。
51. 求人広告の費用だけではなく運用工数も見る
求人媒体5つ。
各媒体で、
写真。
文章。
料金。
条件。
を更新。
月5時間。
ならスタッフ人件費もかかっています。
52. 自社求人ページは長期資産になる
求人媒体は契約終了すれば露出が落ちます。
一方、
自社HPの求人ページ。
求人SEO。
店舗情報。
FAQ。
は自社側に残ります。
だから、
求人媒体+自社求人ページ
が基本になります。
53. 求人SEOも育てる
例えば、
新宿 メンズエステ 求人。
蒲田 メンズエステ 求人。
など。
ただし実際に求人していない地域のページを大量作成しない。
実店舗・募集地域に合わせます。
54. SNSも採用へ使える
店舗SNSを見て、
雰囲気が良さそう。
スタッフが普通そう。
内装が綺麗。
↓
応募。
ということがあります。
求人投稿だけではなく、普段の店舗発信自体が採用広報になります。
55. SNSも一つに依存しない
X。
Instagram。
02。
リラクシィ。
Bluesky。
など接点は増えています。
ただし正式な求人条件は自社求人ページに集約しておいた方が管理しやすい。
56. 採用後はキャスト管理へつなぐ
採用したら、
名前。
プロフィール。
写真。
所属店舗。
出勤。
媒体。
を登録。
ここから求人は店舗運営へ移ります。
57. Salon Operations OSとの接続
Salon Operations OSは現在ステージング環境で検証中ですが、採用後の店舗運営とも相性があります。
セラピスト。
↓
シフト。
↓
ルーム。
↓
LINE接客報告。
↓
売上。
↓
セラピスト取り分。
↓
店落ち。
へつなぐ設計だからです。
58. 採用媒体別利益まで見える未来
将来的に、
採用元:
バニラ。
採用元:
PURIN。
採用元:
自社SEO。
といった流入情報を保持すれば、
媒体ごとに、
採用。
30日定着。
出勤。
売上。
まで比較できます。
現時点でSOの提供済み機能として断定するものではありませんが、経営分析としては非常に価値があります。
59. 「人を採った」から「戦力化した」へ
採用KPIの最終地点は、
採用人数。
ではありません。
店舗の必要な時間帯に出勤し、予約を受け、継続して働いている状態
です。
60. 必要採用人数はシフトから逆算する
例えば、
毎日4名必要。
1人平均週2日。
なら、
4人 × 7日
=28出勤枠/週。
1人2枠。
↓
14人程度の実働人員が必要。
という考え方ができます。
61. 在籍30人だから採用停止、とは限らない
30人在籍。
でも実働10人。
夜希望2人。
なら夜シフト不足。
人数ではなく必要時間帯の供給で判断します。
62. 求人と売上計画をつなぐ
月商500万円を目標。
↓
必要予約数。
↓
必要施術時間。
↓
必要セラピスト出勤時間。
↓
必要在籍人数。
↓
採用目標。
まで逆算できます。
セラピストが集まらない店舗の12項目チェックリスト
以下をYES / NOで確認してください。
| チェック | YES / NO |
|---|---|
| 採用したい人物像が明確 | |
| 基本バック率が具体的 | |
| 収入モデルに根拠がある | |
| 実店舗写真がある | |
| 仕事内容・条件が明確 | |
| 店名検索で信用材料が出る | |
| LINE応募が簡単 | |
| 求人媒体がターゲットに合う | |
| 応募へ素早く返信している | |
| 面接→初出勤が短い | |
| 新人へ予約を付ける施策がある | |
| 30日・90日定着を計測している |
4個以上NOなら、求人広告を増やす前に改善余地があります。
30日改善プラン
1〜7日|数字を集める
過去3か月について、
求人PV。
応募。
面接。
採用。
初出勤。
30日定着。
媒体費。
を整理します。

63. 8〜14日|求人ページを修正
報酬。
写真。
仕事内容。
FAQ。
LINE。
店舗情報。
を見直します。
64. 15〜21日|応募対応を修正
返信テンプレ。
返信速度。
面接候補。
初出勤案内。
を統一します。
65. 22〜30日|新人の売り出しを改善
撮影。
プロフィール。
新人表示。
SNS。
媒体登録。
出勤。
を短期間で行います。
90日改善ロードマップ
DAY1〜30
応募率改善。
DAY31〜60
面接・初出勤率改善。
DAY61〜90
30日定着・新人売上改善。
ここまでやってから媒体予算を再配分します。
求人KPIダッシュボード
| KPI | 今月 | 前月 | 目標 |
|---|---|---|---|
| 求人PV | |||
| 応募 | |||
| 応募率 | |||
| 面接 | |||
| 面接率 | |||
| 採用 | |||
| 初出勤 | |||
| 初出勤率 | |||
| 30日定着 | |||
| 90日定着 | |||
| 求人費 | |||
| 30日定着CPA | |||
| 採用者売上 |
よくある質問
Q1. セラピストがまったく集まりません。まず何を変えるべきですか?
まず求人ページPVを確認してください。
そもそも見られていなければ媒体・SEO・SNS。
見られているのに応募がなければ条件・写真・文章・信用。
というように分けます。
Q2. バック率を上げれば応募は増えますか?
増える可能性はありますが、必ずしも報酬だけが原因とは限りません。
店舗の実在感、集客力、写真、応募導線、返信速度なども確認してください。
Q3. 求人媒体は増やした方がいいですか?
現在利用中の媒体ごとに、応募・面接・初出勤・30日定着を確認してから増やしてください。
媒体選びについては「メンズエステ求人サイト・求人媒体25選を徹底比較」で詳しく解説しています。
Q4. LINE応募が来ても返信されなくなります
初回質問が多すぎる、返信が遅い、条件が求人ページと異なるなどを確認してください。
最初は面接へ進むために必要な最低限の質問に絞る方法があります。
Q5. 採用しても初出勤しません
面接から初出勤までの日数、採用後の連絡頻度、条件の食い違い、不安点の放置などを確認してください。
Q6. 新人がすぐ辞めます
新人に予約が入っているかを最初に確認してください。
予約0・収入0が続く状態では定着しにくくなります。
Q7. 在籍数が多いのに人手不足です
在籍人数ではなく実働人数・実働時間を確認してください。
特に昼・夜・深夜など時間帯別で不足している可能性があります。
Q8. 求人写真はどんなものがいいですか?
セラピスト写真だけでなく、実際のルーム・設備・店舗環境が分かる写真を入れることをおすすめします。
Q9. 自社求人ページは必要ですか?
必要性は高いです。
求人媒体で店舗を知った応募者が店名検索をした際の公式情報源になります。
Q10. 応募率は何%なら良いですか?
一律の業界平均を根拠なく置くべきではありません。
自店の過去値や媒体間を比較し、改善前後を見る方が実務的です。
Q11. 30日定着CPAとは?
求人費を、初出勤後30日経過して定着した人数で割った数字です。
応募CPAより実際の採用成果に近い指標です。
Q12. セラピスト採用で最も重要なのは何ですか?
「応募数」ではなく、必要な時間帯に出勤し、予約が入り、継続して働ける人を増やすことです。
まとめ|セラピストが集まらないなら「求人広告を増やす前」に採用ファネルを確認する
セラピストが集まらない。
↓
媒体を増やす。
↓
バックを上げる。
↓
さらに求人費を増やす。
この順番だけでは、問題が解決しないことがあります。
原因が、
求人ページ。
写真。
仕事内容。
店舗の信用。
LINE返信。
面接。
新人集客。
定着。
のどこにあるか分からないからです。
だから、
求人PV
↓
応募
↓
返信
↓
面接
↓
採用
↓
初出勤
↓
30日定着
↓
90日定着
へ分解します。
そしてさらに、
出勤
↓
予約
↓
売上
まで追う。
ここまで来れば、採用は「人が来た・来ない」という感覚から経営指標へ変わります。
Salon CMSでは、求人ページだけでなく、採用後のセラピスト一覧・詳細・出勤・顧客向け予約導線まで同じ公式HP上で扱えます。 [Salon CMS]
さらにSalon Operations OSが正式提供段階へ進めば、
採用後のセラピスト
↓
シフト
↓
LINE接客
↓
売上
↓
取り分
↓
店落ち
という店舗運営データへ接続していく構想があります。
つまり目指すのは、
応募を増やす店舗
ではありません。
採用した人が早く売上を作り、長く働き続けられる店舗
です。




