LINEを捨てず、予約・入室・延長・オプションの投稿を1件の接客データへまとめる。メンズエステの現場運用を変えすぎず、売上までつなぐ自動化設計を解説します。
目次 86項目
- この記事で分かること
- 1. メンズエステではLINEが「業務システム」になりやすい
- 2. LINE運用そのものが悪いわけではない
- 3. LINEのままだと「検索・集計・計算」が弱い
- 4. その瞬間に二重入力が始まる
- 5. LINE自動化の目的は「返信Botを作ること」ではない
- 6. 典型的な1件の接客を見てみる
- 7. なぜ予約時点で売上を確定してはいけないのか
- 8. そこで「施術報告待ち」として保存する
- 9. セラピストから入室報告
- 10. コース・オプション報告を同じ接客へ追加する
- 11. さらに30分延長された場合
- 12. 1件の接客は1件の売上にする
- 13. LINE自動化で最も重要なのは「紐付け」
- 14. セラピスト・時間・店舗・ルームなどを使って照合する
- 15. 一意に特定できないなら勝手に確定しない
- 16. 「要確認」は自動化失敗ではない
- 17. Salon Operations OSでもこの考え方を採用
- 18. 「AIだから全部分かる」設計にしない
- 19. メンズエステには店舗固有の表現が多い
- 20. 企業固有辞書を持つ
- 21. ただし全店舗へ同じルールを適用しない
- 22. 共通ルール
- 23. 業態テンプレート
- 24. 企業固有ルール
- 25. 同じLINEメッセージが再送されたら?
- 26. LINEメッセージIDで重複を防ぐ
- 27. 保存に失敗した場合の扱いも重要
- 28. 正常保存できていないなら再送可能な状態を保つ
- 29. 投稿順序にも注意する
- 30. LINEグループと企業を安全に紐付ける
- 31. 同じLINEグループを複数企業へ紐付けてはいけない
- 32. 店舗ごとにBotを作る必要はない
- 33. 25時・27時の予約はどう扱う?
- 34. でも店舗では「9月12日の営業」と扱いたい
- 35. 営業日切替時刻を設定する
- 36. 25:40の予約例
- 37. LINEから売上へ進む
- 38. 最終売上を作る
- 39. 次にセラピスト取り分
- 40. 店落ちまで計算する
- 41. これをLINE担当者が毎回計算しない
- 42. 売上変更履歴を残す
- 43. 上書きして終わりではない
- 44. LINEだけで経営は終わらない
- 45. Google Sheetsと同期する
- 46. Sheetsを正本にしない
- 47. なぜSheetsを正本にしないのか
- 48. 既存数式を壊さない
- 49. 同期できなかった場合
- 50. 後から再同期
- 51. LINE業務を自動化すると何時間削減できる?
- 52. 月40時間は大きい
- 53. 小規模店舗なら無理に自動化しなくてもいい
- 54. 自動化価値が高まるタイミング
- 55. LINE業務を自動化する前にテンプレートを整える
- 56. 予約テンプレ例
- 57. オプションテンプレ
- 58. 最終実績テンプレ
- 59. 現場をシステムに合わせすぎない
- 60. LINE→売上の理想フロー
- 61. その後は経費・利益へ
- 62. LINE自動化でよくある失敗① 自動返信まで一気にやろうとする
- 63. 失敗② 自由文を全部正確に読める前提
- 64. 失敗③ LINEを受け取っただけで売上にする
- 65. 失敗④ 投稿ごとに売上を作る
- 66. 失敗⑤ 0時で日付を切り替える
- 67. 失敗⑥ 売上を書き換えて履歴を残さない
- 68. 失敗⑦ LINEとシフトを別々に考える
- 69. 失敗⑧ 全店舗へ同じ解析ルールを強制
- 70. セキュリティも重要
- 71. 顧客電話番号を必要以上に保持しない
- 72. マルチテナントでは他社データを見せない
- 73. Salon Operations OSのマルチテナント
- 74. 現在のSalon Operations OSの提供状態
- 75. LINE自動返信システムではない
- 76. 将来の可能性と現在機能を分ける
- LINE業務自動化チェックリスト
- 30日導入ロードマップ
- メンズエステのLINE業務自動化に関するよくある質問
- まとめ|LINEを捨てるのではなく「LINEの中に眠っている店舗データ」を使う
- 参考資料
この記事で分かること
メンズエステ店舗では、LINEが単なるチャットではなく、
予約台帳
受付連絡
接客報告
オプション報告
延長報告
シフト連絡
のような役割を持っているケースがあります。
問題は、その情報がLINEの中で終わることです。
最終的には誰かが、
LINEを見る。
↓
売上表へ転記。
↓
バックを計算。
↓
店落ちを計算。
↓
Google Sheetsへ入力。
という作業をしなければなりません。
本記事では、LINEそのものを捨てるのではなく、
LINEを店舗業務の入力口として残し、その裏側だけを構造化する
という考え方を解説します。
1. メンズエステではLINEが「業務システム」になりやすい
一般的な会社なら、
予約システム。
勤怠システム。
売上管理。
CRM。
などを個別に使います。
しかし小規模〜中規模のメンズエステ店舗では、LINEグループだけで多くの業務が回っていることがあります。
例えば受付から、
21:00〜
会員スズキ様
90分
Aさん指名
と投稿。
セラピストから、
入りました
さらに、
リンパ20分追加です
施術後に、
90分+リンパ20分、受領○円
という報告。
現場では非常に自然です。
2. LINE運用そのものが悪いわけではない
LINEは、
ほぼ全員が使い方を知っている。
スマホですぐ確認できる。
通知が速い。
文章を自由に書ける。
というメリットがあります。
問題は、
LINEの情報を経営データとして再利用しにくいこと
です。
3. LINEのままだと「検索・集計・計算」が弱い
例えば月末に、
「9月にリンパ20分は何件あった?」
「Aさんの本指名売上はいくら?」
「501号室の売上はいくら?」
と確認したい。
LINE履歴だけから集計するのは大変です。
そこで多くの店舗がスプレッドシートへ転記します。
4. その瞬間に二重入力が始まる
受付がLINEに書く。
↓
売上担当者がSheetsに書く。
↓
精算担当者が別の表へ書く。
同じ情報を複数回入力します。
これが店舗規模の拡大とともに重くなります。
5. LINE自動化の目的は「返信Botを作ること」ではない
LINE自動化というと、
自動返信。
FAQ Bot。
AIチャット。
を想像するかもしれません。
しかしメンズエステ店舗運営で価値が大きいのは、
すでにLINEへ書かれている業務情報を、売上データへ変えること
です。

6. 典型的な1件の接客を見てみる
具体例です。
受付がLINEへ、
25:40〜
会員
90分
12,000円
と投稿したとします。
この時点で分かるのは、
開始時刻。
会員区分。
コース。
予約時料金。
です。
しかし、まだ売上確定ではありません。

7. なぜ予約時点で売上を確定してはいけないのか
接客中に、
本指名。
写真指名。
リンパ。
衣装。
延長。
コース変更。
などが追加される可能性があります。
つまり、
予約金額 ≠ 最終売上
になることがあります。

8. そこで「施術報告待ち」として保存する
予約投稿を受信した段階では、
売上。
ではなく、
予約・接客予定
として保存します。
状態としては、
施術報告待ち
です。
9. セラピストから入室報告
その後、
入りました
というLINEが来ます。
この情報を、先ほどの予約へ紐付けます。
新しい予約を作るわけではありません。
10. コース・オプション報告を同じ接客へ追加する
例えば、
90分12,000円
リンパ1,000円
衣装2,000円
と報告された場合。
同じ接客へ、
基本コース。
リンパ。
衣装。
を追加します。
11. さらに30分延長された場合
接客途中に、
30分延長入りました
というLINEが送られた。
ここでも、
新しい売上をもう1件作らない
ことが重要です。
既存の接客へ延長を追加します。
12. 1件の接客は1件の売上にする
LINE上では、
予約。
入室。
オプション。
延長。
終了。
と5投稿に分かれていても、
店舗経営上は1接客です。
これを1つのデータへまとめます。

LINEを単独の連絡ツールとして使うのではなく、予約・接客・売上・顧客情報まで一つのシステムへつなげる店舗運営全体の考え方は、メンズエステの店舗運営システムについてでも詳しく解説しています。
13. LINE自動化で最も重要なのは「紐付け」
文章を読み取ることより難しいのが、
この投稿はどの予約の続きなのか
を判断することです。
例えば同じ時間帯に複数人出勤している。
複数ルームがある。
予約が連続している。
となると、単純に直前の投稿へ紐付ければいいわけではありません。
14. セラピスト・時間・店舗・ルームなどを使って照合する
例えば、
セラピスト。
予約時間。
店舗。
ルーム。
顧客情報。
など。
複数の情報から該当する接客を探します。
15. 一意に特定できないなら勝手に確定しない
例えば候補が2件ある。
どちらの接客か分からない。
この場合、
AIやルールで「たぶんA」と決めてしまうと危険です。
そこで、
要確認
へ送ります。
16. 「要確認」は自動化失敗ではない
むしろ店舗経営データでは必要な仕組みです。
売上。
給与。
精算。
に関わる情報なので、
分からないことを分からないまま止める
方が安全です。

17. Salon Operations OSでもこの考え方を採用
現在ステージング環境で検証しているSalon Operations OSでは、
自動確定できないLINE投稿を要確認へ残し、人が原文を確認できる設計を採用しています。
一度保存したLINE投稿は、解析ルール改善後に再解析できる設計です。
18. 「AIだから全部分かる」設計にしない
実務では、
誤字。
略語。
店舗独自表現。
スタンプ。
途中送信。
訂正。
があります。
AIやパーサーが高性能でも100%ではありません。
だから、
自動処理
+
人確認
の組み合わせが現実的です。
19. メンズエステには店舗固有の表現が多い
例えば、
「リンパ10」
ではなく、
「ディープ10」
と書く店舗。
「衣装」
ではなく独自名称。
写真指名。
本指名。
オプションセット。
など。
業界・店舗ごとに表現が違います。
20. 企業固有辞書を持つ
例えば、
`ディープ10`
↓
リンパ10分。
と定義。
店舗固有の言い回しを標準データへ変換します。
21. ただし全店舗へ同じルールを適用しない
店舗Aでは、
ディープ10=リンパ10。
店舗Bでは違う。
かもしれません。
そのためルールを3層に分ける考え方が有効です。
22. 共通ルール
例えば、
重複登録防止。
金額検算。
要確認振り分け。
など。
全企業共通です。
23. 業態テンプレート
例えば、
LINE標準運用。
WEB予約併用。
受付一括入力。
など。
似た運営店舗で使えるルールです。
24. 企業固有ルール
独自の呼称。
独自料金。
バック。
特殊オプション。
など。
その店舗だけに適用します。
25. 同じLINEメッセージが再送されたら?
システム処理では重要な問題です。
同じ予約投稿が2回届いた。
↓
売上2件。
になってはいけません。
26. LINEメッセージIDで重複を防ぐ
同じmessage_idが既に処理済みなら、
新規登録しない。
というように制御します。
27. 保存に失敗した場合の扱いも重要
例えばLINEを受信。
↓
DB保存失敗。
↓
それでも「成功」と返す。
これでは投稿が消えます。
28. 正常保存できていないなら再送可能な状態を保つ
Salon Operations OSでは、保存に失敗した場合に成功扱いせず、LINE側の再送で取りこぼしを防ぐ考え方を採用しています。
「一回受信したからOK」ではありません。
29. 投稿順序にも注意する
例えば、
予約。
↓
オプション。
のはずが、
ネットワークや処理タイミングによって順番が前後する。
店舗ごとのLINEグループ単位で処理順を制御する設計が重要になります。
30. LINEグループと企業を安全に紐付ける
SaaSとして複数企業へ提供する場合、
LINEグループA。
↓
企業A。
LINEグループB。
↓
企業B。
を正確に紐付ける必要があります。
31. 同じLINEグループを複数企業へ紐付けてはいけない
設定ミスで、
同じgroup_idが企業Aと企業Bの両方へ登録。
この状態なら処理を止める。
他社データへの誤登録は避けなければなりません。
32. 店舗ごとにBotを作る必要はない
Salon Operations OSでは、サービス運営側で管理する共通Botを各対象LINEグループへ参加させる方式を想定しています。
店舗追加のたびにBotを新規開発する構造ではありません。
33. 25時・27時の予約はどう扱う?
LINE業務自動化で意外に難しいのが、
日付
です。
例えば、
9月12日25:40。
通常の時刻では、
9月13日1:40。
です。
34. でも店舗では「9月12日の営業」と扱いたい
朝方まで営業する店舗では、
日付が0時に変わっても前日の営業が続いています。
ここでシステム日付をそのまま使うと、
売上日がずれます。
35. 営業日切替時刻を設定する
例えば、
営業日切替:
5:00。
なら、
0:00〜4:59。
↓
前営業日。
5:00〜。
↓
当日。
とします。

36. 25:40の予約例
9月12日25:40。
実時刻:
9月13日1:40。
営業日:
9月12日
として保存。
この仕組みがあると、LINEと売上表の日付が一致しやすくなります。
37. LINEから売上へ進む
接客実績が揃ったら、
売上を計算します。
例えば、
コース。
延長。
指名。
リンパ。
衣装。
割引。
など。
38. 最終売上を作る
説明用モデル。
基本コース:
12,000円。
リンパ:
1,000円。
衣装:
2,000円。
延長:
5,000円。
↓
総売上:
20,000円
です。
39. 次にセラピスト取り分
例えば、
基本バック。
指名バック。
リンパバック。
衣装バック。
延長バック。
をマスタから取得。
40. 店落ちまで計算する
総売上:
20,000円。
セラピスト合計取り分:
11,000円。
↓
店舗側:
9,000円
です。
計算上、
総売上 = セラピスト取り分 + 店落ち
になることを検算します。

41. これをLINE担当者が毎回計算しない
以前なら、
LINEを見る。
↓
電卓。
↓
Sheets。
↓
精算。
でした。
システムでは、確定した接客データから計算します。
42. 売上変更履歴を残す
例えば一度売上を確定。
その後、
「衣装を書き忘れました」
と追加報告。
このとき既存売上を更新します。
43. 上書きして終わりではない
誰が。
いつ。
何を変更。
旧金額。
新金額。
を追える方が安全です。
Salon Operations OSでは売上の版番号・変更履歴を保持する設計になっています。
44. LINEだけで経営は終わらない
LINEから売上ができた。
次に必要なのは、
月次集計。
Google Sheets。
経費。
利益。
です。
45. Google Sheetsと同期する
店舗によっては、既に月次Sheetsが長年使われています。
そこで、
DB。
↓
Sheets。
へ売上を同期。
既存業務も残します。
46. Sheetsを正本にしない
正式な売上データはDB。
Sheetsは、
共有。
月次確認。
既存帳票。
のための出力先。
この役割分担にします。

47. なぜSheetsを正本にしないのか
Sheetsは便利ですが、
セル上書き。
列削除。
数式破壊。
コピペ。
による事故が起きます。
業務データの正本としてはDBの方が制御しやすい。
48. 既存数式を壊さない
Sheets同期では、
店舗が作った、
合計列。
利益計算。
保護列。
などを不用意に上書きしない設計が必要です。
49. 同期できなかった場合
売上DBには保存。
↓
Sheets同期失敗。
↓
売上を削除しない。
同期待ち
として残します。
50. 後から再同期
管理者が確認。
↓
再同期。
これなら、
「売上はあるのに月次表にない」
状態を可視化できます。
51. LINE業務を自動化すると何時間削減できる?
店舗によって大きく違います。
例えば説明用モデルとして、
毎日、
LINE転記:
30分。
売上計算:
30分。
精算確認:
20分。
合計:
80分。
月30日なら、
40時間/月
です。
52. 月40時間は大きい
スタッフ時間価値を仮に、
1,500円/時間。
なら、
40時間 × 1,500円
=
60,000円相当
。
実際の削減時間は店舗ごとに異なりますが、システム料金はこの運営工数と比較する必要があります。
53. 小規模店舗なら無理に自動化しなくてもいい
1ルーム。
セラピスト3人。
1日予約3件。
なら、
LINE+Sheetsでも十分かもしれません。
システム導入が目的になってはいけません。
54. 自動化価値が高まるタイミング
例えば、
セラピスト10人以上。
複数ルーム。
複数店舗。
毎日多数の予約。
深夜営業。
オプション多数。
バック体系複雑。
になるほど価値が高くなります。
55. LINE業務を自動化する前にテンプレートを整える
自由文を何でもAIに読ませる。
より、
店舗側のLINE報告テンプレートを一定程度そろえる。
方が安定します。
56. 予約テンプレ例
例えば、
予約
時刻:21:00
顧客:スズキ様
会員:会員
コース:90分
セラピスト:A
という形。
57. オプションテンプレ
Aさん
リンパ20分
衣装あり
など。
58. 最終実績テンプレ
90分
12,000円
リンパ20分
衣装
受領○円
というように、必要情報をそろえます。
59. 現場をシステムに合わせすぎない
テンプレートは必要。
しかし、
長すぎる。
入力項目が多すぎる。
ではスタッフが守らなくなります。
現場が使える最小限の書式にします。
60. LINE→売上の理想フロー
全体をまとめると、
受付予約
↓
予約待機
↓
入室
↓
オプション
↓
延長
↓
実績報告
↓
接客確定
↓
総売上
↓
セラピスト取り分
↓
店落ち
↓
Sheets同期
です。
61. その後は経費・利益へ
さらに店舗経営全体では、
店落ち。
↓
固定費。
↓
変動費。
↓
営業利益。
へつなげます。
この部分は次の記事、
「メンズエステの経費管理完全ガイド」
で詳しく扱います。
62. LINE自動化でよくある失敗① 自動返信まで一気にやろうとする
受信。
解析。
売上。
だけでも十分な価値があります。
そこへ、
予約返信。
空き枠返信。
顧客対応。
まで一気に自動化すると、複雑性が大きく増えます。
まずバックオフィス側から自動化する方法があります。
63. 失敗② 自由文を全部正確に読める前提
人間でも意味が分からないLINEがあります。
AIにも限界があります。
要確認を設計してください。
64. 失敗③ LINEを受け取っただけで売上にする
予約キャンセル。
コース変更。
延長。
があります。
予約と最終実績を分けます。
65. 失敗④ 投稿ごとに売上を作る
予約投稿。
OP投稿。
延長投稿。
↓
売上3件。
これは間違いです。
1接客としてまとめます。
66. 失敗⑤ 0時で日付を切り替える
深夜営業店では月次売上がずれる可能性があります。
営業日切替を持たせます。
67. 失敗⑥ 売上を書き換えて履歴を残さない
精算トラブル時に、
「最初はいくらだった?」
が分からなくなります。
変更履歴を持ちます。
68. 失敗⑦ LINEとシフトを別々に考える
Aさんが休み。
なのにAさんの売上。
なら確認が必要です。
シフト・店舗・ルームと照合すると精度が上がります。
69. 失敗⑧ 全店舗へ同じ解析ルールを強制
店舗ごとの文化は違います。
標準化しながら、企業固有ルールも持たせます。
70. セキュリティも重要
LINEには、
顧客情報。
電話番号。
予約。
売上。
が含まれる場合があります。
システム側では、
企業分離。
認証。
権限。
監査。
などが必要です。
71. 顧客電話番号を必要以上に保持しない
例えば店舗運用上、
電話番号下4桁だけで識別できる場合。
目的に必要な情報量を考えます。
何でも保存すればいいわけではありません。
72. マルチテナントでは他社データを見せない
企業A。
企業B。
が同じシステムを利用。
しかし、
AユーザーがB売上をURL操作で見られる。
ではいけません。
サーバー側で所有権確認を行います。

73. Salon Operations OSのマルチテナント
SOでは、
全企業が同じアプリURLを使用。
ログインしたユーザーのorganization_idに応じて、
店舗。
ルーム。
セラピスト。
売上。
経費。
LINEグループ。
を分離する設計になっています。
74. 現在のSalon Operations OSの提供状態
現時点では、
ステージング環境で実運用に近い検証を進めている段階
です。
LINE取込。
予約待機。
売上反映。
オプション・延長。
深夜営業。
シフト。
ルーム。
企業分離。
などを検証しています。
75. LINE自動返信システムではない
ここは明確にしておきます。
現在のSOは、
顧客へLINEでAIが自動返信する仕組みとして紹介しているものではありません。
店舗内部のLINE投稿を受信し、業務データとして構造化する
ことが中心です。
76. 将来の可能性と現在機能を分ける
システムの記事では、
将来できるかもしれないこと。
現在できること。
を混ぜないことが重要です。
正式リリース時には、提供機能・料金・連携範囲を改めて確認してください。
LINE業務自動化チェックリスト
現在の店舗について確認してください。
比較表
| チェック | YES / NO |
|---|---|
| LINE予約を別表へ転記している | |
| 延長を手計算している | |
| OP反映漏れが起きる | |
| 同じ売上を二重登録したことがある | |
| 深夜売上の日付を手修正している | |
| シフトとLINEを照合している | |
| セラピスト取り分を電卓計算している | |
| 月末にLINE履歴を見返す | |
| Sheetsの数式が壊れたことがある | |
| 売上変更履歴が残っていない | |
| 要確認データをまとめる場所がない | |
| 複数店舗LINEを人が監視している |
YESが多いほど、LINE運用を構造化する効果が大きくなる可能性があります。
30日導入ロードマップ
DAY1〜7|LINE業務を棚卸し
予約。
入室。
OP。
延長。
終了。
どんな投稿があるか整理します。
DAY8〜14|テンプレートとマスタを作る
コース。
料金。
指名。
リンパ。
衣装。
延長。
セラピスト。
店舗。
ルーム。
を整理。
DAY15〜21|実LINEでテスト
予約。
↓
入室。
↓
OP。
↓
延長。
↓
売上。
まで検証。
DAY22〜30|既存売上表と照合
従来のSheetsと、
システム計算結果。
を比較。
一致しないものを確認。
ここで安定してから本番へ移行します。

メンズエステのLINE業務自動化に関するよくある質問
Q1. LINEだけでメンズエステ店舗を管理できますか?
小規模店舗なら可能です。
予約・セラピスト数が増えると、検索・集計・転記・精算負荷が増えるため、必要に応じて構造化を検討します。
Q2. LINEをやめる必要がありますか?
ありません。
Salon Operations OSでは、LINEを入力口として残しながら裏側で業務データへ変換する設計を採用しています。
Q3. LINE Botが顧客へ自動返信する仕組みですか?
現時点のSOはそれを中心としたシステムではありません。
店舗内部のLINE投稿を受信・解析し、予約・売上等へつなげる仕組みが中心です。
Q4. 予約投稿だけで売上を作らないのはなぜですか?
接客中に延長・指名・オプションなどが追加され、最終金額が変わる可能性があるためです。
Q5. 同じLINEが2回届いたら?
メッセージID等を利用して重複登録を防止する設計が必要です。
SOでもLINEメッセージIDによる重複防止を採用しています。
Q6. AIが読み取れなかった場合は?
勝手に確定せず、要確認へ送ります。
人が原文を確認できます。
Q7. 店舗独自の言葉にも対応できますか?
SOでは企業固有ルールを持たせる設計です。
例えば独自オプション名称を標準項目へ変換できます。
Q8. 25時の予約も対応できますか?
SOでは24時を超える時間表記と、企業ごとの営業日切替時刻を扱える設計です。
Q9. セラピスト取り分まで計算できますか?
コース・指名・オプション・延長等のマスタから取り分・店落ちを計算する設計です。
Q10. Google Sheetsは不要になりますか?
必ずしも不要ではありません。
DBを正式データとし、Sheetsを共有・月次帳票の同期先として使う方法があります。
Q11. どのくらいの店舗から導入価値が高くなりますか?
予約数、セラピスト数、ルーム数、深夜営業、バック体系によって異なります。
転記・照合へ毎月多くの時間を使い始めた段階が一つの目安です。
Q12. Salon Operations OSは現在利用できますか?
現在はステージング環境で検証中です。
本番提供時期・料金・正式な対応機能についてはリリース時点の情報をご確認ください。
まとめ|LINEを捨てるのではなく「LINEの中に眠っている店舗データ」を使う
メンズエステ店舗では、
LINEが非常に使いやすい。
だから、
新しいシステムを導入するために、
LINEを全部やめる
必要はありません。
問題は、
LINEへ一度入力した情報を、
もう一度、
予約表。
売上表。
精算表。
へ人が入力していることです。
そこで、
LINE
↓
予約
↓
接客実績
↓
オプション
↓
延長
↓
最終売上
↓
セラピスト取り分
↓
店落ち
へつなげる。
1回入力された情報を、できる限り後工程でも再利用する。
これがLINE業務自動化の本質です。
さらに、
売上。
↓
経費。
↓
営業利益。
へつなげれば、
単なるLINE Botではなく、
店舗経営データの入口
になります。
Salon Operations OSは現在、この考え方をベースに、
メンズエステ特有の、
LINE文化。
深夜営業。
ルーム。
セラピストバック。
オプション。
延長。
を同じ店舗データへつなぐ仕組みを検証しています。
目指しているのは、
「LINEを使わない店舗」
ではありません。
「LINEへ書いた内容を、もう一度人が転記しなくても済む店舗」
です。


